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睡眠と認知症の関係❷

 

12月に入りどんどん朝の冷え込みが強くなって来ました。

みなさんよく眠れてますか?

前回の脳の、老廃物のお話の続きを、今日はさせていただきます。

認知症のリスクを上げる食べ物
• 肉の脂身(ラードやヘッド)
• マーガリン
• ショートニング
 動物性の油(魚は除く)で飽和脂肪酸やショートニングやマーガリンなどのトランス脂肪酸の過剰摂取は血中のLDLコレステロールを増やし動脈硬化を引き起こします。動脈硬化が起きると脳梗塞も発症しやすくなります。
 特にファーストフードや市販のお惣菜、菓子類、菓子パンなど中心の食事になるとトランス脂肪酸の摂取量が増えるので、これらの食品の過剰摂取は控え、適度な摂取に留めることがすすめられます。

認知症の予防になる食べ物
• 魚
• 緑黄色野菜、豆類、果実類
• カレー
• コーヒー
• 緑茶
• 赤ワイン

 特に秋刀魚(さんま)、鯵(あじ)、鰯(いわし)、鯖(さば)などの青魚には、オメガ3脂肪酸のDHAやEPAが多く含まれています。DHAは脳の構成成分であり、記憶力や判断力の向上、認知症予防、特にアルツハイマー病発症予防に有効であるという報告があります。

 また、EPAは脳まで届きませんが、血管を拡張して血行を促進するので生活習慣病を予防できます。生活習慣病の予防により、間接的に認知症に役立ちます。
緑黄色野菜、豆類、果実類

 

 緑黄色野菜ではほうれん草、小松菜、菜の花。豆類は納豆、枝豆、空豆。果実類はいちご、キウイ、オレンジに葉酸が多く含まれています。葉酸はビタミンB群の一種であり、不足すると肝臓で作られた悪玉アミノ酸であるホモシステインという物質が増えます。ホモシステインは動脈硬化を進行させるほか、アルツハイマー病の原因となるアミロイドβの作用を強めます。

また、血中のホモシステインが増えると認知症だけでなく、脳血管疾患を招くこともあります。葉酸を摂取する事でホモシテインを減らすことができ、認知症予防に期待できます。

実は、睡眠と食べ物も関係が強く、睡眠物質を出す手伝いもしてくれます。
睡眠、食事、認知症、正しい情報を元に、生活をして、皆様の健康寿命がのばす、お手伝いをこれからもしていきたいとおもいます。

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