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10.162023
掛けふとんに求められる性能
快適に眠るためには、
- 保温性
- 吸湿・放湿性
- 軽さ
- 身体へのフィット性
が必要です。
取り扱いの面からは、
- 日頃の手入れのしやすさ
- 収納性
- 衛生機能
- クリーニング方法
などです。
掛布団の種類
掛布団の種類は、中に使われている素材の種類で分類することができます。素材別の主な掛布団の種類です。
- 羽毛布団
- 化学繊維掛布団
- 真綿布団
- 羊毛掛布団
- 木綿わた掛布団
羽毛布団
羽毛布団の詰め物に使われている羽毛は、空気をたくさん含む性質があります。 その性質によって、私たちの体温が羽毛に伝達され、布団内の空気が温められます。 そのような理由から心地よい睡眠がとれるのです。 また、羽毛の働きにより、吸湿や発散性が優れている点も、羽毛布団の特徴といえます。
化学繊維
防ダニ、防カビなどの加工を施しやすいのも、化学繊維のメリットでしょう。 さてそんな優秀素材のポリエステルですが、もちろん欠点もあります。 例えばこれは化学繊維全般に言えることですが、吸湿性は低いです。 もちろん全く水を吸ったり保持できないわけではありませんが、繊維自体に吸水性がないのです。
真綿掛布団
真綿布団は真綿自身が呼吸をする繊維なため吸放湿性に優れており、羽毛や羊毛よりも吸放湿性が高いというから驚きです。 蒸れや湿気を感じずにぐっすり眠りたい、うるおいがあるお肌になりたい、肌触りが心地よくてホコリの少ない、健康的に体を温めてくれるお布団が欲しいという人は真綿布団を使ってみてはいかがでしょうか。
羊毛掛布団
羊毛布団は、綿布団や羽毛布団に比べ柔軟性がはありませんが、弾力性が良く難燃性もあります。 また、保温性・吸湿性も良いです。 放湿性も高いので羽毛布団同様あまり干す必要もありません。 またウールの繊維は表面がウロコ状でちぢれており、フワッとした弾力で保温性と発散性に優れています。掛け布団で言うと、綿わたの掛け布団よりも軽い・やわらかい感触・暖かい・蒸れにくいなど良い面がたくさんあります。
木綿わた掛布団
木綿ふとんは快適な寝床内環境を作ることに優れています。この特性は、ふとん内の空気の循環を良くしてくれて、体温の調整をサポートします。夜中に過度に暑く感じることありませんか?なんと!綿布団は快適な温度を保ちますし、湿度も調整され、寝汗がこもらず、快適な環境を維持できます。また木綿ふとんは一般的に肌に刺激を与えにくい天然繊維のふとんです。敏感な肌を持つ方にとっても、かゆみや皮膚トラブルのリスクが低く、快適な睡眠環境を提供します。
また木綿は天然繊維であり、合成繊維に比べて化学的な処理が少ないため、アレルギー反応を引き起こしにくいふとんです。アレルギーを気にする人にとって、木綿ふとんは安心感のある寝具です。
まとめ
私達やよいリビングでは数あるお布団の種類の中でも、睡眠の質の向上を考え、天然素材のお布団をおすすめしております。
ご自宅で使わずに押入れの中で眠っているお布団の中にも貴重な天然素材のお布団があるかもしれません!是非この機会に確認してみてはいかがでしょうか?やよいリビングではこの貴重な天然素材を活かしたリフォームをお勧めしております。